こんにちは!専門商社に勤めるpagyです。
・発音の勉強をしたい
・英語耳ってどんな本?どこがいいの?
発音の勉強って学校で習うことってあまりありませんよね。
はじめて発音を勉強するなら持っていたい教材、英語耳。
この本のどこがいいのか、おすすめ理由を紹介します。
日本育ちの英語学習者におすすめだよ。
理由①:まず筆者が日本育ちの英語学習者なのがよい
筆者の松澤喜好さんは日本で英語を学習し、社会人以降の英語の実践経験を積んでおられます。
・英語をはじめたのは中学から
・理系の大学を卒業
・大学在学中、英語の勉強は継続したが、英米人と話す機会もなく卒業
・外資系企業に勤務し、1979年〜1981年までイギリスに駐在
・200年からは4年間、大学生向けに英語の発音と語彙を教え、受講生は延べ1500人に達する
もともと優秀な方なんだと思いますが、日本で英語を学んでいても海外で活躍できるんだ!と勇気をもらえるプロフィールです。
留学とかしなくても英語の発音は上手くなれるってことだ。
理由②:モチベーション維持のための言葉が随所にある
基本、発音の勉強は面倒
発音の勉強ってなんかイヤ、っていうのは皆同じ。
発音記号の文字もわけわからないし、母音とか有声音とか聞き馴染みのない単語もさらに心理的ハードルをグンっ!っと押し上げます。
発音記号に心がなえる。
↓ 心が萎える発音記号たち
英単語も英文法の使い方も覚えなくてはいけないのに、こんなわけ分からない記号まで覚えないといけないのか!と思うのは普通のことです。
こいうところで気持ちを下げないセルフコントロール管理も大事。
モチベーションを上げてくれる松澤さんのありがたい言葉
でも、本書には筆者からのエールの言葉がたくさん載っています。
やる気スイッチON
留学経験者やTOEICのリスニングで満点をとれるような上級者でもアメリカのTV番組などを完璧に聞き取れる人は多くありません。
「発音を身につければ、まだ追いつける!」と思わせてくれる。
初心者の方も中学1年程度の英語力があれば十分、英語耳を始められるます。
年齢も問いません。自分にあった勉強の進め方を知っている点について言えば、年長者の方が有利。
「30歳超えてもまだ磨き直しができる!」と勇気がでる。
「落ち込んでるヒマはない」ことに気づく。
第2章〜第5章までの発音記号の練習は、根気があっても10回も繰り返すと飽きてきます。
そんなときは、第6章に進んでください。そうすると第2章〜第6章の練習の重要性を理解し、戻ることができます。
「途中で飽きてもいいんだ!」とホッとする。
こんな感じで、ちゃんと勉強すればぼくでも英語上級者になれる!という気持ちにさせてくれる言葉が満載です。
モチベの源泉になりそうなところは必ずマーカー引いておこう。
そして、松澤さんの言葉が効かなければ、こういった名言集を手元に置いておくのも予防策のひとつです。
理由③:本書の正しい使い方が詳しく書かれている
ぼくが持っている英語耳は全部で181ページ。
第1章から第7章まであります。
普段本を読まない人にとっては結構つらいボリューム
ちょっと挫折してしまいそうですが、大丈夫。
この本では、松澤さんが家庭教師をしてくれているかのような感覚で、読者に寄り添いながら学習のコツも載せてくれています。
学習者目線で効果的な使い方を教えてくれる
常にモチベーションを維持できる人なら、全力で181ページをやり遂げられるかもしれません。
が、そういう人はなかなかいません。
本書ははじめに、どこを優先的に読むべきかを指南してくれています。
例えば、第2章〜第5章で紹介されるいわゆる発音記号別の発音については、
まずは、
- 1ヶ月程度ひと通りやればOK
- 毎日20〜30分の勉強時間でOK
と、できるだけ負担を減らした使い方を紹介してくれていたり、
- 最終的には第2章〜第5章(CDで20分弱で終わる量)を100回以上は繰り返しが必要
と書いてあったり、
- とりあえずひと通り読み流し、全体像を把握してから反復を繰り返すことが重要
と書いてあったり、効率的な使い方がかなり具体的に書いてあるので、使い方で悩むことはありません。
第1章「発音の重要性」はじっくり読んでおくべき。
こんなふうに学習者目線で発音学習を解説してくれているので、無駄なく学習を進められます。
まとめ
初心者に寄り添って正しい発音を指南してくれる英語耳。
前向きに英語の発音を勉強したい人にはとてもおすすめの一冊です。
ということで、これからも英語学習頑張りましょう!
以上
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