【これは危険】やってはいけない英語耳の使い方を英語学習歴20年が解説

スキマ学習

こんにちは!専門商社に勤めるpagyです。

この記事はこんな人向け
・英語耳ってどんなふうに使うの?
・使っているけど効果が出ない
・やってはいけない使い方は?
pagy
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正しい使い方で爆速の成長を。

NG①:目標を決めないでとりあえず英語耳を使う

発音の練習はかなり単調な作業です。

イヌ
イヌ

CDの音のとおりに発音できるかを確認する単純作業。

そのため、英語耳を使ってどの程度の発音レベルを達成したいのかをまず明確にしておくことが重要です。

例えば、「恥ずかしくないってレベルまで発音をよくしたい」とか「外国人に聞き返されないようにしたい」という感じの自分のゴールイメージをしっかり作りましょう。

pagy
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イメージ出来てる人が大半だと思うけど。

そういった目標を明確にしないと発音学習は結構早めに飽きてしまいます。

pagy
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発音の練習って単調だから虚無感が半端ない。それに耐えられるモチベの準備が大事。

「発音の勉強なんてつまらない」「意味ない」と考えてしまい、学習がストップしてしまいがちになるので、気をつけましょう。

NG②:英語耳の聞き流し

英語耳には「まずは1日20〜30分程度、集中して練習しましょう」と練習時間の目安が書いてあります。

「長時間勉強しなくていいんだ!」と心がラクになりますが、20〜30分CDを聞き流しているだけでは、絶対に上達しません。

pagy
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英語のかけ流しに効果があまりないのと同じです。

英語耳のCD音源には「シーッ」とか「アゥ」とか、周りからしたら変な音がたくさん収録されています。

この音を自分の口で発声できるかどうかが重要なのですが、この音だけを右から左に聞き流しているだけではほとんど成長しません。

CDを聞くことは大事ですが、それを口に出すことをイメージしながら聞くことが大切です。

NG③:口の形を意識せずにとりあえず音を発する

正しく発音するためには、口、舌や唇をどのように使っているのかを意識することが重要です。

たとえば、英語耳では、sea(海)に使われる[s]の発音を次のように発音するよう書かれています。

舌を前歯の付け根に近づけて、(中略)のように音を出します。

イヌ
イヌ

舌の位置なんて気にする必

要あるの?

と思うかもしれませんが、日本語の発声に慣れていると意外にうまく舌を動かすことができなかったりします。

だから、ちゃんと解説を読んで正しい口の動きを理解しましょう。

また、もしかすると「たったひとつの発音記号(たとえば[s])を発音するのに、こんな面倒な説明を読まないといけないのか」と思うかもしれません。

でもこれがむっちゃ重要です。

発音の仕方は頭で理解するものではなく、口(体)で覚えるものです。

しっかり説明を読んだ上で、その説明通りに口、舌や唇を動かせるようになるまで何度も練習しましょう。

イヌ
イヌ

発音の仕方ってすぐ忘れるから反復練習が大事らしい。

何度も反復練習をしていると口がその形を覚えているもので、簡単に同じ発音(音)を再現することができるようになります。

pagy
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「TH」の発音は、「舌を歯と歯の間に挟んで発音する」というのが自然と定着したりするのと同じ感覚。

NG④:繰り返し練習しない

1回できるとなんとなくこれからもできるような錯覚を覚えますが、人間忘れっぽい生き物です。

口の形を無意識に再現できるようになるまで何度も繰り返すことが重要です。

なので、そのためには口の形を意識して練習しながら、それを何度も繰り返しましょう。

英語耳を100%使い倒すためには、音だけでなく口の形も覚える(というか体に染みつける)という訓練が重要です。

pagy
pagy

この作業が単調なので最初のモチベーションやマインドセットが大事。

NG⑤:自分が発した音が合っているか確認しない

この確認作業もほんと地道な作業なので嫌煙されがちですが、かなり重要です。

ボイスレコーダーなんかに自分の発音を録り、お手本と聞き比べるという作業は面倒臭いですが、やりましょう。

pagy
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会議のテープ起こし(録音した会議の会話を資料にまとめる作業)ぐらい地味です。

思いの外、上手く発音できていないことに気づくはずです。

イヌ
イヌ

自分の下手さ加減に気づくことが大事。

たとえば、こんな感じで確認します。

英語耳の音源を流し、zoo(動物園)に使われる[z]の音を発音します。その際、ボイスレコーダーで自分の音を録音し、一旦英語耳の音源を止めて自分の発音を聞き直してみるという感じです。

pagy
pagy

文字にすると分かりにくいけど、やってみたら分かると思う。

音確認のメリット
自分の発音がお手本の発音と違うことが分かる。何が違うのか分析できる。
イヌ
イヌ

面倒だけどがんばれ。

ちなみにぼくはスマホの録音アプリやボイスレコーダーを使っていました。

おまけ:モチベーションの上げ方

発音の練習は単調です。

仕事おわりに勉強したりすると、脳が働かないままCDの音をただフォローするのみという効果薄めの練習になってしまいます。

そんな時は、勉強前に発音の重要性について語っているYoutubeや過去の自分の発音を聞いて、モチベーションや危機感を高めましょう。

ぼくはいつも発音の勉強をする前に、毎回、発音の重要性について再認識してから勉強に入っていました。

おすすめの発音関連動画

↓ 日本にいながら英語を鍛えた代表格、Atsuさんが発音の重要性から練習方法まで網羅的に解説しています。

 

↓ BBCの発音練習動画。

本物のイギリス人がわかりやすく発音について解説しているので、説得力があります。

ぼく個人としてなんかモチベーションが上がりました。

発音がイギリス英語っぽくなってたりするかもしれません。

まとめ

こんな感じで、しっかり短い時間で発音の勉強を効率的に進めるためには、一定のモチベーション維持の方法を身につけておくことが重要です。

英語耳を買って読み進めれば、知らない間に発音が上達してるなんてことはありません。

この辺の気持ちのコントロールができ、正しい勉強法ができてこそ、英語耳の効果が十分に発揮されるように感じます。

でも皆さんの英語力向上にお役立てできれば幸いです。

以上

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