こんにちは!専門商社に勤めるpagyです。
中学校の英語から勉強をはじめ、かれこれ20年以上。
これまで色々な勉強方法に手を出してみては失敗を繰り返してきました。
そこで、今回は私がムダだと感じた英語の勉強法をご紹介します。
で、早速結論から
・教材の聞き流し
・英字新聞を読む
・洋書を読む
・洋楽を聞き流す
人によっては効果があるのかもしれませんが、TOEIC900点を超えてもなお、こういった勉強はしないようにしています。ぼくにはまだ5年早い。
英語の基礎知識がないまま高度な勉強をしても上達しません!
やった感に惑わされるな!
23年間で得た知見。ぼくが感じたムダな勉強法
リスニング教材を聞き流す
聞き流すだけで効果が出る!なんていう学習法もありますが効果はありません。
この勉強法が魅力なのは、聞き流しているだけなので勉強のストレスが少ないことと、聞き流した後なんとなく勉強した気になること。
でもほとんど無意味です。
日本語でも人の話をしっかり聞いていないと、相手が言ったことを理解できないのと一緒です。
内容を理解できないリスニングは、単なる音(人がしゃべる音楽)を聴いているのと一緒です。
»リスニングの練習はAudipoという無料アプリがおすすめです
英語のリズム感を掴む程度の練習なら効果あるかもしれませんが、効果は薄いです。
英字新聞を読む
わたしも日本人の英語学習向けの新聞を買って一時期読んでいました。
けど、続かないです。
大学受験レベルの知識量だと、知らない単語も多く出てきますし、知らない単語を調べても一度読むだけではすぐ忘れます。
わからない単語や文法ばかりで英語のが面白くなくなるだけです。やめましょう。
読んでいて勉強になるレベルは、ぼくの感覚ではTOEIC900点や英検準1級以上の上級者。
そういった方でも新聞記事すべてに目を通すのは結構なストレスになるはずですので、ネットの英字記事を1日2、3個精読するぐらいでちょうどよいと思います。
それに働いている方はそんな時間もないはずですので、英字新聞を精読するのはかなり優先度が低いです。
また、外国人と時事について話ができる英語力がつくようになるなんて当分先の話ですので、英字新聞はもはや一部の限られた層しか読めないように思います。
ちなみに、ぼくの場合は世の中のニュースにあまり関心がないという性格も相まって、英字新聞を使った英語の勉強は3日坊主で終わることが何回もありました。
洋書を読む
なんかカッコいいからやりたい気持ちはわかります。
洋書を片手に街を歩いたり、カフェで読んだりしたら、かっこいい!
でもやめた方がいいです。
ぼくは大学生のときにThe Catcher in the Rye (ライ麦畑でつかまえて) を買ってカフェで読んだりしていました(青春ですね)。
でも、英語がそこまでできないうちは、日本語で読んだ方が絶対に面白いです。
それに洋書も英字新聞と同じですが、わからない単語の数が多すぎるので辞書をひく作業がほんとうに手間です。
わからない単語は読み飛ばすという方法もありますが、その単語数が多すぎるのでストーリーが把握できないはずです。
あの頃のぼくにアドバイスするなら、「幼児向けの絵本がちょうどいいよ、マジで」カッコつけている場合ではありません。
洋楽聴き流し
これも教材聞き流しといっしょです。
聴き続けていればいつしか歌詞が理解できるようになるんじゃないか、なんて淡い期待を抱いてはいけません。
たぶん1000回聴いても聞き取れないです。
空耳で日本語に聞こえる歌詞が気になってくるなんてことも起きてしまいます。
ぼくは高校生のときにそういった期待を抱きながらバックストリートボーイズを聞き流していましたが、英語力が向上することはありませんでした。
地道に自力をつけるしかない。まずは基礎力を磨こう
TOEIC800点前後を目指そう
ぼくの周りも含めて、基礎力が身についていると思われる英語力はズバリTOEIC800点前後です。
海外でも比較的スムーズな会話もできるレベルでもあるといえます。
また、そういった方なら英字新聞を使った勉強などもある程度意味があると思います。
もしそれ以下なら基礎をしっかり身につけてから上で挙げたような応用的な勉強をするようにしましょう。
日本の義務教育から英語学習をはじめ、自在に英語を使うにはかなりの時間を要します。
もちろん成長速度は人それぞれだと思いますが、
基礎的な単語を覚え、高校レベルの文法を理解し、発音を矯正するという基礎的な反復練習を繰り返していけば、絶対に基礎力を養うことができると思います。
学生でも社会人でも時間は限られています。効率的に勉強を進めるようにしましょう。
TOEICは使えないと、ナナメから物を言いがちな人へ
よくTOEIC高得点者でも英語が話せないじゃないか、という人がいます。
たしかにTOEICは4択問題ですし、スピーキングやライティングの試験はまた別です。
ですが、あの大量の英文を読解するのに英文法の理解や単語の暗記が必要ないはずがありません。
就職や昇進のためにTOEICをとっている方の中には、TOEICが高得点でもいわゆる”使えない英語”になってしまっているかもしれません。
でも、そういった方は気持ちと時間さえあれば、確実に”使える英語”を身につけることが可能だと思います。
逆に、ぼくから言わせれば、TOEICで点数が取れない人は”使える英語”を身につけるのはなかなか難しいように思います。
帰国子女とかはまた別の話ですが。
基礎力を養うためにやるべき勉強
英語学習は本当にやるべきことが多いです。
効率的に勉強を進めたいならまずは集中的に基礎を固めるようにしましょう。
単語の暗記
まずは高校までに覚えるべき単語を使いこなせるレベルまで覚えましょう。
大学入試用の単語帳で網羅できるはずです。
文法理解
高校レベルの英文法でOKです。
大学入試用の参考書やTOEICのパート5の文法問題が100%理解できるレベルまでもっていきましょう。
発音の矯正
あなどるなかれ。
発音を勉強するとリスニング力も爆上がりします。
自分で話す音がネイティブに近づけば、自分の耳でもしっかり聞き取れるようになるのです。
英語耳を使って発音を矯正しましょう。
1ヶ月もあれば見違えるように上達しているはずです。
まとめ
なんでもそうですけど、ラクして勉強するだけで、身につくことはありません。
もちろん勉強が楽しい場合は別ですが、一時期にツラい思いをするからこそ身につくことの方が多いんではないでしょうか。
それに、続けられないほどツラと感じればやめてしまえばいいんです。
またやる気になったときに再開するぐらいの気持ちで継続するようにしましょう。
目標のために耐えられる適切なマインドを持っていれば継続できるはずです。
みなさん、目標に向かってがんばりましょー!
以上
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