こんにちは!専門商社に勤めるpagyです。
・リスニングパートの点数を上げたい
・いつも何となく解答している
・勉強方法がわからない
さて、皆さん。TOEICのリスニングパート得意ですか?
Part1・2は得意だけどPart3・4で撃沈することが多い人もいるのではないでしょうか。
ぼくはまさにそうでした。
今回はリスニングパートで点数を上げるための勉強法について紹介します。
リスニング力を向上させる2つのポイント
自分のリスニング力の弱点や改善点を見つけるにはまずは次の2点を確認しましょう。
音を聞き取れているのか
これつまり、聞いた音を英文に起こせるかというのと同じことです。
英語には音の結合(リエゾン・リンキング)や音の脱落(リダクション)があります。
そのせいで自分が思っている英語が聞こえず、別の音に聞こえる時、しっかりとリスニングすることができません。
洋楽の歌詞で「They’re out to get you.」という部分が「電話でゲ〜と言う」と聞こえたりするあれね。
»音が違って聞こえる現象についてはこちらの記事で解説しています
この英語を音で聞き取る能力があるかどうかをしっかり改善することでスコアアップに大きく影響します。
聞いた英文の意味が理解できるか
これは、英文自体の内容を理解できているかと同じことです。
もしこれができてないとすれば、英文法の知識や英単語の知識が不足していると言えます。
英文を読んでも理解できない度に英文法や単語をその場で覚えていけばOK。
音の聞き取り:具体的な勉強法
英文理解力は割愛。英文法書と単語帳を固めよう
音を聞き取る練習
どういった音が聞き取れて、どういった部分が聞き取れていないのかを把握する作業です。
この作業で音の結合や脱落だけでなく、自分が苦手な音が分かります。
そこで有効な勉強法は「シャドーイング」です。
シャドーイングの方法はざっくりこんな感じです。
聞こえてきた英文をそのまま口から出すといういたってシンプルな作業です。
リスニングの英文通りに自分で口に出せてればOK。
逆に自分の口から出た英文がリスニングの英文と異なれば、「音の聞き取りができていない」ことが分かります。
シャドーイングのやり方はこの動画でイメージをつかもう。
もちろんはじめから、すらすらとシャドーイングできる人はいません。
とても地味な作業ですが、短い時間でもいいのでコツコツ継続していると花開きます。
シャドーイングする英文は、一文ずつで構いませんし、もし聞き取れない箇所があれば、そこを何度も聞き返して自分の口でスムーズに発音できるまで練習します。
おすすめの教材
公式問題集
もちろんシャドーイングのトレーニングによって、リスニングの基礎力は確実に向上するはずです。
ですが、TOEICでスコアアップを目指すなら、公式問題集は買っておきましょう。
公式問題集を使ってひたすらトレーニングしていると、TOEICによく出るパターンも自然と身につけることができるため、リスニングパートで高得点を取れる可能性がさらに高まります。
練習段階からTOEICのパターンを体に染み込ませていると省エネで本番も解き進めることができます。
【参考】シャドーイング、デクテーション、オーバーラッピングの違い
よく耳にする「シャドーイング」「デクテーション」「オーバーラッピング」。
違い分かりますか?
別に覚えなくていいけど、何だっけってモヤモヤしてしまう人向けの解説です。
音を聞いて、それをそのままアウトプットするという点では違いはありませんが、そのアウトプットの仕方に若干違いありますので、念の為、解説しておきます。
シャドーイングが最も難易度が高い。
ディクテーションとは(難易度:★★)
ディクテーションというのは、英文を見ずに、音声だけを聞いて、その英文を紙に書き取るトレーニングです。
自分で発する音とリスニングの音を比較しなくていい分、若干ラクです。
オーバーラッピングとは(難易度:★)
オーバーラッピングは、英文を見ながら、音声に沿って音読するトレーニングです。
英文を見ながらできるので、まずはオーバーラッピングからでもアリだよ。
まとめ
リスニングの勉強は、一見難しそうですが、解説されればどうってことないと思う人もいると思います。
お手本の音をマネできているかの確認作業だからね。
でも、この作業結構地味です。
「本当にこれでいいのかな」「リスニング力は上がるのかな」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
正しい努力をすれば必ず向上します。
リスニング力向上にお役立てできれば幸いです。
以上
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